2014年5月5日月曜日

Oracle VM 3 + EM 12c 連携への道(2: OEM Agent へのプラグイン追加)

このポストは、
Oracle VM 3 + EM 12c 連携への道(1: OEM へのサーバ登録)
のつづきです。

OVMM サーバにインストールされた OEM エージェントに、
OVMM を管理するための「Oracle Virtualization」プラグイン
(Enterprise Manager for Oracle Virtualization)を追加します。

OEM のプラグイン概要については下記のあたりを参照。
Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド 12c リリース3 (12.1.0.3)
15 プラグインの管理

http://docs.oracle.com/cd/E26854_01/doc.121/b65081/plugin_mngr.htm
Oracle Management Service というのは OEM のサーバのことで、
Oracle Management Agent が OEM のエージェントのことです。

マニュアルだと、デフォルトでは
Oracle VM 管理用のプラグインはデプロイされいないように見えますが、
「Oracle Virtualization」プラグインは、
OEM のサーバ側(Oracle Management Service)には既にデプロイされていました。
そのため、今回は「Oracle Management Agent」にだけプラグインをデプロイします。
※OEM のインストール方法によってもしかしたら変わるのかもしれません。

作業の流れ
  1. OEM への OVMM サーバ登録
    Oracle VM 3 + EM 12c 連携への道(1: OEM へのサーバ登録)

  2. OVMM サーバの OEM Agent へのプラグイン追加 ★←今回はここ

  3. OEM への OVMM 登録
    Oracle VM 3 + EM 12c 連携への道(3: OEM への OVMM 登録)

手順

OEM にログインして、
「設定」→「拡張性」→「プラグイン」を開きます。



「Oracle Virtualization」プラグインを選択して、
「デプロイ先」→「管理エージェント」を開きます。



デプロイする「Oracle Virtualization」プラグインのバージョンをここで指定できます。
プラグインを追加するエージェントを選択するため、「追加」をクリックします。



エージェントがすでにインストールされている
OVMM サーバが検出されるので、選択して「選択」をクリックします。



選択したエージェント(OVMM サーバ)が表示されるので、
「続行」をクリックします。



前提条件チェック の画面が表示されるので、
「次」をクリックします。



確認 画面が表示されるので「デプロイ」をクリックします。



さらに確認表示されます。
この時は、すでにデプロイが始まっているはずです。
「ステータスの表示」をクリックして、処理の進捗を確認します。



しばらく待って、プラグインのデプロイが完了すると
下記のような画面になります。




まだつづく・・・

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