2015年3月31日火曜日

Oracle 関連資格にもマニュアルは有益だと思う。

そろそろ春なので、新しいことを始める人も多いと思います。
そこで、資格勉強について書いておこうと思います。

私は仕事でも IT 技術者をしているのですが、
自分では自信がない分をベンダからの認定で補っています。

そのため、仕事で何か技術要素が出てきそうなときは
可能な限り、はじまる前に関係のある資格を取得するように心がけています。

ちなみに、最近ではこんなのを取得してみました。
  • Oracle GoldenGate 11g Certified Implementation Specialist
  • Oracle Database 11g Security Certified Implementation Specialist
  • Oracle Linux 6 Certified Implementation Specialist
  • Oracle Enterprise Manager 12c Certified Implementation Specialist
  • Oracle VM 3.0 for x86 Certified Implementation Specialist

最近は Oracle 製品にはあまり縁がないので(つまり空振り)けっきょく忘れちゃいますが、
それでも資格取得できるぐらいに頑張っておくと、
近しい技術要素が出てきたときには別の形で役立つこともあります。


ところで、上記にある
Certified Implementation Specialist
という資格は、
わりと参考書的な物がなく、取得するためには気合が必要です。
ちなみに、そのぶん一番乗りになることも結構あります。
上記だと11g Security 以外は一番乗りのはず・・が・・・

そんな中、なんとなく Oracle の認定試験の傾向が見えてきた気がします。

共通しているのは、内容がわりと
「マニュアルに準拠している」 というところではないかと思います。

勉強する上で、試験内容に準拠しているであろう Oracle University のテキストがあればよいのですが、
多分、一般の人はなかなか入手できないはずです。
そこで、主にマニュアルで勉強することになると思うのですが、
試験を受けてみると、意外と、内容も雰囲気もマニュアルに準拠しているように感じます。


たとえば・・・

Oracle Linux 6
具体的な設定等が聞かれる。ただし基本的なものが多い。
→ Oracle の Linux マニュアルは、コマンドラインの例示が多いが基本的な雰囲気。

GoldenGate
具体的な設定が聞かれ、しかも深い。
→ マニュアルもマニアック。具体的な利用ケースまで想定されて書かれている。

Database 11g Security
セキュリティオプションが、とにかくいろいろ出てくる。
→ なんとなく、出てくる製品(機能)の割合や使われ方が「2日でセキュリティ~」っぽい気が。

OEM 12c
具体的な設定よりも製品コンセプトについての試験のような気が
→ 確かに、マニュアルもそんな感じ。

RAC Expert
超難しい。
→ が、後で見返すと、出題されるコマンドラインなどは確かにマニュアルに出ている。(気がした)

Oracle VM 3
多くの人にとって、存在自体が謎。
→ 試験問題の言い回しもフォントも変(リリース当時に受験)だが・・・
→ マニュアルにある程度は書いてある。 Oracle VM 的世界観を読み解くべし。


Oracle 系試験を受験するときには、
まずはマニュアルを読んでみると空気感がつかめるかもしれません。

ただし、参考書(通称「黒本」など)があるときは、
勉強しやすため、素直にそちらを読んだ方がよいと思います。
もちろん、実機検証も必須です・・・

以上、Oracle 資格でマニュアルは大事だと思った話でした。

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