2015年9月30日水曜日

Oracle VM Manager 3.3.3 での NFS 登録。

Oracle VM Manager (OVMM) でサーバプールを作成するため、
その準備として共有ストレージの登録をします。
今回は、事前に構築ずみの NFS サーバを登録します。

※今回も OVMM 3.3.3 です。

共有ストレージを登録する前に、OVMM に Oracle VM Server を登録して、
OVMS では ストレージ接続用のネットワークを設定しておきます。



それでは、NFS サーバを登録します。
OVMM の 「Stoage」 タブを開いて、「Discover File Server...」 ボタンをクリックします。
ここでの File Server は、NFS を意味しています。



NFS サーバを登録する名前を入力して、
OVMS からそのサーバにアクセスできる IP アドレスを入力します。
Oracle VM での NFS アクセスは、OVMM から直接ではなく OVMS 経由になります。



OVMM に登録している OVMS から、
共有ディスクを管理をする OVMS 「Admin Server」 を選択します。



選択したら、「Next」。



続いて、OVMM に登録している OVMS から、 「Refresh Server」 を選択します。

Admin / Refresh Server は、マニュアルにはあまり詳しく説明されていませんが、
おそらくこちらはストレージからマウントしたファイルシステムの情報を更新するはずです。

Admin Server と Refresh Server は、おなじ OVMS を選択することができます。



こちらも、選択したら、「Next」。



NFS サーバがエクスポートしているファイルシステムが表示されるので、
Oracle VM で使用する想定のファイルシステムにチェックを入れます。

ここで新たに NFS のファイルシステムをエクスポートをすることはできないので、
事前にエクスポート設定をしておく必要があります。

チェックをいれたら、「Finish」 をクリックします。



NFS サーバと、選択したファイルシステムが OVM に登録されました。



ちなみに、この時点ではまだ OVMS に NFS はマウントされていません。
このあと、登録した NFS ファイルシステムを指定してサーバプールを作成します。


以上、OVMM での NFS サーバ登録でした。
つづく・・・

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