Oracle VM Serverをインストールしている最中に、
デフォルトのパーティション構成だと、まだ空き領域(Free Space)があるのを見て
何となく気になっている日々を過ごしていました。
たとえば、OVS 3.2.1 をデフォルトインストールすると、
下記のような感じになります。
[root@ovs101 ~]# cat /etc/ovs-release
Oracle VM server release 3.2.1
[root@ovs101 ~]# df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda2 3.0G 705M 2.1G 25% / ★デフォルト3GB。もしかしてイケる?
/dev/sda1 99M 28M 67M 29% /boot
tmpfs 232M 0 232M 0% /dev/shm
none 232M 40K 232M 1% /var/lib/xenstored
今回は、検証目的で OVS on OVS をやっていて、このVMの仮想ディスクは 8GB にしてあります。
そのため、まだまだ空き容量はあります。(dfの結果からは見えませんが)
ちなみに、このOVSはデフォルトパーティション構成でインストールして、
1週間くらい様子を見ていますが、何となく余裕がありそうな気がします。
※特にトラブルを起こしてないこともあると思いますが…
これまでは、仮想/物理 問わず、OS用のディスク容量に空きがあった場合は
条件反射的に、どこかのパーティションに空き領域を割り振っていました。
たとえば、今回のOVS(のVM)構成であれば、これまでは間違いなく
残りディスク容量は 「/(ルート) 」 に割り当てていました。
それには、「想定外のログ肥大やコアファイル出力で、
空きディスク領域なくなったりしそう」という心配もありましたが・・・
ただ、最近だと
「使わないディスク領域はそのまま空けておく」 もアリに思えてきました。
- そもそも、本当に、ルートが3GBでもやっていけるのか気になる。
OVS3系の Dom-0 が、実際どれくらい容量を必要とするのか知っておきたい。 - あえて最大容量を絞ることで 「サーバ要塞化」 的な感覚を養えそうな気がする。
ハイパーバイザや Dom-0 は、ディスク容量的に軽いに越したことはないので
余計なソフトウェアを導入しないように・・・ - 今回は VM なので、後からの再構築やディスク容量変更が物理環境よりやりやすい。
しばらく、OVSディスク構成デフォルト環境を体験してみようと思います。
以上、なんとなく避けていたデフォルト値を
あえて受け入れてみようかと思った話でした。