2013年10月26日土曜日

OVS デフォルトのパーティション構成を、あえて受け入れてみたいと思います。

前のポストから時間が少し空きましたが

Oracle VM Serverをインストールしている最中に、
デフォルトのパーティション構成だと、まだ空き領域(Free Space)があるのを見て
何となく気になっている日々を過ごしていました。

たとえば、OVS 3.2.1 をデフォルトインストールすると、
下記のような感じになります。
[root@ovs101 ~]# cat /etc/ovs-release
Oracle VM server release 3.2.1
[root@ovs101 ~]# df -h
Filesystem            Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda2             3.0G  705M  2.1G  25% /  ★デフォルト3GB。もしかしてイケる?
/dev/sda1              99M   28M   67M  29% /boot
tmpfs                 232M     0  232M   0% /dev/shm
none                  232M   40K  232M   1% /var/lib/xenstored

今回は、検証目的で OVS on OVS をやっていて、このVMの仮想ディスクは 8GB にしてあります。
そのため、まだまだ空き容量はあります。(dfの結果からは見えませんが)

ちなみに、このOVSはデフォルトパーティション構成でインストールして、
1週間くらい様子を見ていますが、何となく余裕がありそうな気がします。
※特にトラブルを起こしてないこともあると思いますが…


これまでは、仮想/物理 問わず、OS用のディスク容量に空きがあった場合は
条件反射的に、どこかのパーティションに空き領域を割り振っていました。
たとえば、今回のOVS(のVM)構成であれば、これまでは間違いなく
残りディスク容量は 「/(ルート) 」 に割り当てていました。
それには、「想定外のログ肥大やコアファイル出力で、
空きディスク領域なくなったりしそう」という心配もありましたが・・・

ただ、最近だと
「使わないディスク領域はそのまま空けておく」 もアリに思えてきました。

  • そもそも、本当に、ルートが3GBでもやっていけるのか気になる。
    OVS3系の Dom-0 が、実際どれくらい容量を必要とするのか知っておきたい。
  • あえて最大容量を絞ることで 「サーバ要塞化」 的な感覚を養えそうな気がする。
    ハイパーバイザや Dom-0 は、ディスク容量的に軽いに越したことはないので
    余計なソフトウェアを導入しないように・・・
  • 今回は VM なので、後からの再構築やディスク容量変更が物理環境よりやりやすい。


しばらく、OVSディスク構成デフォルト環境を体験してみようと思います。

以上、なんとなく避けていたデフォルト値を
あえて受け入れてみようかと思った話でした。

2013年10月15日火曜日

OVSのデフォルトパーティション構成を見て思ったこと。

Oracle VM Server 3 (OVS)のインストールをしているときに
「Remove all partitions on selected drives and create default layout.」
を選択すると、指定したパーティションすべてを使って、デフォルトパーティション構成となります。



そうすると、3つのパーティション(「/boot」、「SWAP」、「/」)が切られます。
このこのときの構成を見て、ふと気になったことがあります。



「まだ空き領域(Free Space)があるが、残りを
/ に割り当てるべきか、そのまま空けておくべきか」 についてです。

ルートのパーティション「/」には 3GB(3072MB)割り当てられています。
OVS特有のリポジトリ(/OVS 的な場所)はNFS等で用意しようと思っているので、
ほかに追加パーティションを作る予定もありません。


つづく (明日くらいまで考えます)