2016年1月26日火曜日

Oracle Linux 7.x の Red Hat 互換カーネル(RHCK)への変更と、アップデート。

Oracle Linux 7.x で、Red Hat 互換カーネル(RHCK)をアップデートしてみました。
GRUB2 に慣れないので、記録に残しておこうと思います。


OL 7.2 は、デフォルトでは UEK で起動します。
[root@sv01 ~]# cat /etc/oracle-release
Oracle Linux Server release 7.2
[root@sv01 ~]# uname -r
3.8.13-98.7.1.el7uek.x86_64

デフォルトの GRUB2 メニューリストは、こうなっていました。
[root@sv01 ~]# grep ^menuentry /boot/grub2/grub.cfg | awk -F\' '{print $2}' | nl -v0
     0  Oracle Linux Server (3.10.0-327.el7.x86_64 with Linux) 7.2
     1  Oracle Linux Server (3.8.13-98.7.1.el7uek.x86_64 with Unbreakable Enterprise Kernel) 7.2
     2  Oracle Linux Server (0-rescue-781759965b1d490d84e4613e7e45f231 with Linux) 7.2

まず、単純に RHCK に切り替えて、そのあと RHCK をバージョンアップしてみます。

2016年1月24日日曜日

Oracle Linux 7.x の Docker 1.9 は、UEK R4 が前提となっている。

Oracle Linux 7.2 に、Docker 1.9 の RPM (docker-engine-1.9.1-1.0.1)を
インストールしてみました。
どうやら Oracle Linux での Docker 1.9 は、UEK R4 を前提としているようです。

今回の Docker インストール先の環境。
カーネルはまだ UEK R3(3.8.13)です。
[root@ol72-min02 ~]# cat /etc/oracle-release
Oracle Linux Server release 7.2
[root@ol72-min02 ~]# uname -r
3.8.13-98.7.1.el7uek.x86_64

2016年1月3日日曜日

Oracle OpenStack R1 で All-in-one 構成時の注意点。

Oracle Linux 6 で、Oracle OpenStack R1 の All-in-one 構成を試してみました。
All-in-one 構成の時は、Oracle VM Server ではなく KVM 一択になります。
ただし今回は VirtualBox 環境なので、Oracle Linux での仮想化は KVM ではなく QEMU です。

「packstack --allinone ~」といった感じで Oracle OpenStack R1 を All-in-One 構成にしたのですが、
Nova インスタンス(QEMU の VM)を起動するときにエラーになってしまいました。
これは、Oracle OpenStack の Yum リポジトリに含まれる
libvirt まわりの RPM のバージョンが合わない問題のようです。
※OTN に投稿がありました。

ということで、対処した様子を残しておこうと思います。

2016年1月1日金曜日

今年の抱負 2016 年。

あけましておめでとうございます。
2012年末の JPOUG Advent Calendar 以来、
このブログもとうとう3年くらいたちました。


今年とりくみたいもの。

1. Oracle VM Server + OpenStack。
OpenStack がはやっているので、とりあえず流行に乗りたいと思います。
ただし Oracle OpenStack R2 では Oracle VM がサポートに含まれず? のため、
おもに R1 で。
昨年はノリで OPCEL なる資格を取得した(実は私も第1号なんですが・・・)ので、
資格まけしないようにしたいと思います。

2. Oracle Database との対話。
もう仕事で Oracle Database から離れて久しいので、
ある日突然、現場で出会っても困らないように勉強しなおしたいと思います。
「2日でデータベース管理者」 とまではいけませんが、
2日に1回は実機をさわる人になりたいと思います。

3. Oracle VM + Oracle Enterprise Manager 13c。
正直ただの趣味です。


Oracle VM Server は雲のむこうでも生きているようなので
今年も頑張ろうと思います。

以上、今年の抱負でした。