2017年12月31日日曜日

2017年のふりかえり。

2017年のまとめ。

今年の抱負について。
→ 週1くらいで何か投稿していこうと思ったところ、やっぱり月1くらいでした。

2017年12月25日月曜日

Oracle VM の ovm-template-config の世界。

Oracle VM には、ovm-template-config というゲスト OS 構成ツールがあります。
今回はこの仕組みを利用して、ゲスト OS の設定を変更してみます。

Oracle VMリリース3.4の管理者ガイド
7.7 Oracle VMテンプレート構成スクリプトおよびモジュール
https://docs.oracle.com/cd/E90714_01/e88293/vmadm-guestadd-template.html

2017年12月24日日曜日

Oracle VM Manager の SSL 証明書エラー対策。

Oracle VM Manager(OVMM)は、インストール時に SSL 証明書を自動生成します。

デフォルトの証明書のままだと、Web ブラウザで証明書エラーになり、
アクセスするたびに確認用のリンクをクリックする手間があります。



対策として、証明書を他の認証局(CA)から発行されたものと交換することも可能です。
しかし自宅ラボで内部利用する OVMM ではそこまでする必要がないので、
今回は OVMM 内部の CA 証明書を利用して証明書エラーの対処をします。

2017年12月23日土曜日

Oracle VM 3.x での iSCSI ストレージ構成。(ovmcli)

Oracle VM Server(OVMS)で iSCSI ストレージを利用できるようにしてみます。
今回も、ovmcli を利用してみます。

今回の構成です。
  • Oracle VM 3.4.4
  • 今回の OVMS は 2ホストです。(ovms334-01、ovms334-02)
  • iSCSI ストレージは Oracle Linux 7.4 ※セットアップは省略。
  • iSCSI の接続は 2経路のマルチパス。
    • iSCSI Target Path #1: 192.168.41.17 
    • iSCSI Target Path #2: 192.168.42.17

(なお、長くなるので今回はコマンドの出力結果は省略しています。)

2017年12月22日金曜日

Oracle VM 3.4 のドキュメントの様子。

Oracle VM 3.4 のドキュメントの様子を見てみます。
※ただし 2017年12月時点のものなので URL などはそのうち変更されるかもしれません。

英語
https://docs.oracle.com/cd/E64076_01/

日本語(実際は一部のマニュアルだけ日本語)
https://docs.oracle.com/cd/E90714_01/



2017年12月20日水曜日

Oracle VM Guest Additions で ゲスト OS カスタマイズ。

Oracle VM では、Oracle VM Guest Additions を利用した
ゲスト OS のカスタマイズが可能です。

Oracle VM リリース 3.4 の管理者ガイド
第 7 章 Oracle VM Guest Additionsのインストールおよび使用方法
https://docs.oracle.com/cd/E90714_01/e88293/vmadm-guestadd.html

以前に投稿した、Oracle VM でのメッセージ送信とあわせて利用します。

下記のあたりにも、簡単に説明があります。

Oracle VM 概要ガイド リリース 3.4
7.10 仮想マシンへのメッセージの送信
https://docs.oracle.com/cd/E90714_01/e88292/vmcon-vm-message.html

メッセージ渡しについては、どうやるのが正解なのかいまだに謎なのですが
今回は ovmcli からメッセージ送信して利用してみます。

2017年12月19日火曜日

Oracle VM Manager での Oracle VM Server アップデート。

Oracle VM Manager(OVMM)では、
Oracle VM Server (OVMS)の Yum リポジトリの設定とアップデートできます。

Oracle VM
Installation and Upgrade Guide for Release 3.4
5.6.1 Upgrading Oracle VM Server Through Oracle VM Manager
https://docs.oracle.com/cd/E90714_01/E64078/html/vmiug-server-yum-upgrading.html

そこで、今回は OVMM から OVMS をアップデートしてみます。

2017年12月17日日曜日

Oracle Linux 7 の Oracle VM 3 Template を利用してみる。

Oracle Software Delivery Cloud で、
Oracle Linux 7 の Oracle VM 3 Template が提供されています。
このファイルは、Oracle VM Manager(OVMM)でインポートすると
Template ではなく Virtual Appliance としてインポートされます。

今回は Oracle Linux 7.4 の Template (V971299-01.zip)をインポートしてみます。



2017年12月16日土曜日

Oracle VM の VM Template を ovmcli から見た様子。

Oracle VM でも VM Template を利用できますが、
ovmcli から見ると、ほとんど VM と同じように見えます。

今回は、ol69-template-01 という名前の VM Template を ovmcli で見てみます。



2017年12月15日金曜日

Oracle VM Manager での VM 作成。(ovmcli)

Oracle VM Manager 3.4.4 (OVMM)の ovmcli で、PVM の VM を作成してみます。
今回は、Oracle Linux 6 のインストールにむけた VM にしてみます。

下記のような設定にしています。
  • VM の名前は、ol69-min
  • VM の種類は、PVM
  • OS タイプは、Oracle Linux 6
  • 仮想ディスクは 16GB を 1つ。
  • VNIC も 1つ。

2017年12月14日木曜日

Oracle VM 3.x の Stats 情報。

Oracle VM Manager(OVMM)では Stats 情報を見ることができますが、
Web UI ではあまり情報が見られないようです。

「Health」→「Server & VM Statistics」画面のあたりで表示できますが、
あまり情報はありません。



2017年12月13日水曜日

Oracle VM 3 とゲスト OS タイプの設定。

Oracle VM 3.4.4 のサポートされるゲスト OS の種類は、
リリースノートに記載があります。

Oracle VMRelease Notes for 3.4.4
5.1 Oracle VM Server for x86 Supported Guest Operating Systems
https://docs.oracle.com/cd/E64076_01/E85146/html/vmrns-guest-os-x86.html

2017年12月12日火曜日

Oracle VM 3.x 環境への ISO イメージ ファイルの登録。(ovmcli)

Oracle VM 3.x 環境に、ISO イメージ ファイルを登録してみます。
普通は Oracle VM Manager(OVMM)から登録すると思いますが、
今回は、ovmcli から登録してみました。
ISO イメージ「OracleLinux-R6-U9-x86_64.iso」は Web サーバに配置してあります。

Oracle Linux 7 に cloud-init をインストールしてみる。(続)

気が付いたら、Oracle Linux 7 の cloud-init が latest チャネルに移動されていました。
以前は、ol7_addons に配置されていました。

cloud-init をインストールしてみると・・・
[root@ol74-cloud-init ~]# cat /etc/oracle-release
Oracle Linux Server release 7.4
[root@ol74-cloud-init ~]# yum install -y cloud-init

cloud-init.x86_64 が ol7_latest にあります。
[root@ol74-cloud-init ~]# yum list cloud-init
読み込んだプラグイン:ulninfo
インストール済みパッケージ
cloud-init.x86_64                  0.7.9-9.el7_4.1                   @ol7_latest
[root@ol74-cloud-init ~]#

2017年12月11日月曜日

Oracle VM Server の CLI ライブ マイグレーション。(ovmcli)

Oracle VM Server(OVMS)でのライブ マイグレーションは、
GUI では Oracle VM Manager から実行しますが、ovmcli からでも実行可能です。

以前に Xen の xm コマンドでのライブ マイグレーションについて投稿しましたが、
ovmcli のほうが Oracle VM っぽいかなと思います。
ついでに、以前の投稿もわずかに体裁修正しました。

2017年12月10日日曜日

Oracle VM Server の Repositry Export とは。

Oracle VM Manager(OVMM)には、Repositry Export という
Oracle VM Server が利用しているリポジトリを NFS エクスポートする機能があります。
リポジトリに配置されているデータのバックアップが主な用途のようです。

Oracle VM Manager User's Guide for Release 3.4
3.5.9 Repository Exports Perspective
https://docs.oracle.com/cd/E64076_01/E64082/html/vmusg-server-repository-export.html

これは「Servers and VMs」→ サーバを選択 →「Reposiotry Exports」で、
「Create Repository Export...」ボタンから設定できます。



2017年12月9日土曜日

Oracle VM の Tag。

Oracle VM Manager(OVMM)では、VM、サーバ、サーバプール に Tag を付与できます。
Tag を利用すると、OVMM の画面で関係のある VM だけを表示して、
Ctrl + A キーなどでのオブジェクト選択が簡単にできるようになります。



2017年12月8日金曜日

これまでの JPOUG Advent Calendar の Oracle VM 投稿ふりかえり。

もともとこのブログは、2012年の JPOUG Adent Calendar をきっかけに始めました。



毎年、JPOUG Advent Calendar に
Oracle VM Server に関連する、ORACLE から標準的に提供されている機能 / 製品の紹介や、
ためしに使ってみた系の話を投稿しています。

この機会に、私の 過去の JPOUG Advent Calendar への投稿をわずかに改修しました。

ちなみに初期の Adent Calendar で利用されていたプラットフォーム zusaar は
もうないのでリンク切れ・・・(2016年6月30日にサービス終了したみたい)


2017年12月7日木曜日

Oracle VM から贈るメッセージ。

JPOUG Advent Calendar 2017 の 7日目の投稿です。
6日目は Satoshi Nagayasu さんの Oracle対応アプリケーションのDockernize事始め でした。

Oracle VM Server では、Oracle VM Guest Additions という機能で
Oracle VM Server / Oracle VM Manager と
VM にインストールされたゲスト Linux OS との間でメッセージをやり取りできます。
今回は、そのメッセージ送信の様子を紹介してみようと思います。
ここでいうメッセージとは key / value のペアで、送信したメッセージは
Oracle VM Guest Additions に含まれる ovmd で内容を確認することができます。

Oracle VMリリース 3.4 の管理者ガイド
7.1 Oracle VM Guest Additionsの機能
https://docs.oracle.com/cd/E90714_01/e88293/vmadm-guestadd-features.html

0. 今回の環境。

自宅ラボの Oracle VM Server(OVMS)と Oracle VM Manager(OVMM)を利用して、
実際にメッセージを送信してみます。
  • Oracle VM Manager 3.4.4 / Oracle VM Server 3.4.4
  • メッセージ送信先のゲスト OS は、Oracle Linux 7.4

2017年12月6日水曜日

Oracle VM Manager の Virtual Appliance の様子。

Oracle VM Manager(OVMM)では、VM から Virtual Appliance をエクスポートできます。
Virtual Appliance は、以前の Oracle VM では Virtual Assembliy と呼ばれていましたが、
呼び方が一般的なものに変わったようです。

普段はただ VM をクローンしてしまうことが多いのですが、
ためしに Virtual Appliance を使用してみました。

2017年12月5日火曜日

Oracle VM Server / Manager の Health Assessment スクリプト。(vmpstat.sh)

Oracle VM Server(OVMS) / Oracle VM Manager(OVMM)3.4.4 に、
vmpstat.sh という ヘルス アセスメントを表示できるスクリプトがありました。

OVMS にインストールされている RPM を見ると、少し前のバージョンの OVM 3.x にあった
VMPinfo3 にかかわるもののようです。
(最新の OVM 3.4 ではもうマニュアルにないような・・・)
[root@ovms344-01 ~]# cat /etc/ovs-release
Oracle VM server release 3.4.4
[root@ovms344-01 ~]# which vmpstat.sh
/usr/sbin/vmpstat.sh
[root@ovms344-01 ~]# rpm -qf /usr/sbin/vmpstat.sh
vmpinfo3-sosreport-1.0.0-17.el6.2.noarch

2017年12月4日月曜日

Oracle VM Manager から VNIC の IP アドレスを認識する。(ovmd)

Oracle VM Server で起動する Linux VM のゲスト OS で ovmd を起動すると、
Oracle VM Manager(OVMM)で VNIC に設定された IP アドレスを認識できるようになります。

デフォルトでインストールされた Linux OS では、VNIC では IP アドレスが認識されません。
例として vm02 の NIC(MAC アドレスは 00:21:f6:01:6b:cb)を見ると、
まだ IP アドレスが表示されていません。



2017年12月3日日曜日

Oracle VM Manager の ovmcli 接続を工夫してみる。

Oracle VM Manager 3.x(OVMM)への ovmcli 接続を工夫して、
接続先の指定やパスワード入力なしでの接続ができるようにしてみます。

通常だとこのように接続するところ・・・
[gowatana@vm01 ~]$ ssh -p 10000 -l gowatana ovmm344.go-lab.jp
gowatana@ovmm344.go-lab.jp's password: ★パスワード入力
OVM>

下記のように接続できるようになります。
[gowatana@vm01 ~]$ ovmcli
OVM>

2017年12月2日土曜日

これまでの Oracle VM CLI 投稿。

これまでの Oracle VM CLI まわりの投稿を、わずかに修正してみました。
これまで「OracleVM CLI」は 10件くらいありました。

  • OracleVM-CLI タグのものは「続きを読む」をつけた。
  • リンク切れは修正。
  • つづきものは、リンクをはった。




ただ、内容があまりに古くて内容を最新化するのは悩ましいので、
ここれから投稿するときは ovmcli タグをつけようかなと思いました。
コマンドのオプションなどもいくつか、
投稿当時の Oracle VM 3.2.1 の頃から変更があったり・・・

つづく!

2017年12月1日金曜日

Oracle VM Server の時刻同期について。

Oracle VM Server 3.x (OVMS) は、Oracle VM Manager (OVMM) に登録すると
自動的に OVMM を NTP サーバとして参照します。

今回の構成
  • OVMM → ovmm344 (192.168.4.100)
  • OVMS → ovms344-01、ovms344-02
OVMM で、OVMS ovms344-01 の NTP Server のアドレスを見ると、
OVMM のものが設定されています。