Oracle DB 12c のプラガブルデータベース(PDB)です。
Oracle DB 12c から、プラガブル・データベースという仕組みができました。通称、PDBです。
コンテナ・データベース(CDB)に、いくつもPDBをプラグインすることができます。
CDBと、PDBは、それぞれ別のデータファイルを持ちます。
CDBには、PDBをプラグインすることができます。
新しいPDBを作成することもできますし、
他のコンテナで作成したPDBを外して(アンプラグして)もってきて、
プラグインすることもできます。
PDBは、それぞれ個別にクローズしたり、オープンしたりすることができます。
クローズしたPDBは、CDBから「アンプラグ」することができます。
PDBをアンプラグするとき、PDBの構成情報をXMLファイルに保存します。
アンプラグしたPDBを、別のCDBに「プラグイン」できます。
プラグインするときは、「plugin~」ではなく、「create pluggable database」です。
そのとき、アンプラグしたときに保存したXMLファイルを使用します。
クローズしただけのPDBは、再びオープンすることができますが、
アンプラグしたPDBは、もとのCDBではオープンできません。
いちど削除してあらためてプラグインすると、使用できるようになります。
PDBは一度 unplugするとOpenできない?
いちどアンプラグしたPDBは、そのままではオープンもクローズもできなくなります。
そのまま、もとのCDBで使用したい時は、
いったんアンプラグしたPDBを 削除(drop pluggable database) して、プラグインすると使用できます。
再びPDBをプラグインしたいときも、「create pluggable database」します。
※削除するとき、まちがってデータファイルを一緒に消さないように注意。
アンプラグしたPDBをオープンしようとすると、エラーになります。
SQL> alter pluggable database pdb2orcl
2 unplug into '/u02/pdbxml/pdb2orcl.xml';
Pluggable database altered.
SQL> alter pluggable database pdb2orcl open;
alter pluggable database pdb2orcl open
*
ERROR at line 1:
ORA-65086: cannot open/close the pluggable database
マニュアルより。アンプラグしたPDBは、drop だけできます。
Oracle Database Error Messages
12c Release 1 (12.1)
http://docs.oracle.com/cd/E16655_01/server.121/e26079/e60000.htm
ORA-65086: cannot open/close the pluggable database
Cause: The pluggable database has been unplugged.
Action: The pluggable database can only be dropped.
以上、絵でPDBでした。
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