サーバ仮想化環境のアーキテクチャを決めるときには、
ライブマイグレーションのしやすさも考える価値があるのではないかと思いました。
VM をほぼ無停止(OSも、その上のアプリもほぼ無停止)で
他のハイパーバイザに移動できるので、運用がとても楽になるので・・・
たとえば VM のスペックを決めるときに、まずは
- そのVM がどのようなサービスを提供するのか
- どらくらいの性能が求められるのか
といったことを考慮すると思います。
当然、その結果として超ハイスペックなVM が必要になることもあると思います。
ただ、可能であれば
ハイスペックな VM をいくつか(少ない台数で)並べるより、
そこそこのスペックのVM を並べること(いわゆるスケールアウト)にすれば、
ライブマイグレーションをしやすくなる
(結果的に運用目的のサービス停止をより少なくできる)
こともあるのではないかと思いました。
運用中にライブマイグレーションをしたくなったとき、
あまりに高負荷な(たとえばメモリ更新が激しすぎるような) VM は
途中で失敗するのではないか、何か別の障害に派生するのではないか
という心配があります。
当然、ライブマイグレーションが100% 成功するとは限らないのですが、
すでに「リスクの高い最新の技術」というわけではなく、
運用面でのメリットを無視できないことも多いのではないでしょうか。
そこで
ハイスペックすぎるVM(いわゆるモンスターVM)をできるだけ
作らないように意識することで、
運用中にライブマイグレーションを実行する敷居を
下げることができないか という思いつきでした。
実際は、そんなに都合のよいスペックのVM を作成できなかったり、
そもそも スケールアウトしやすい アーキテクチャではなかったりする
ことが多いでしょう。
そして、VM をスケールアウトさせることは CPU/メモリ/ディスクといったリソースの
分割損を発生させることにもなるはずです。
なかなかそううまくはいかないのですが、
そして、VM をスケールアウトさせることは CPU/メモリ/ディスクといったリソースの
分割損を発生させることにもなるはずです。
なかなかそううまくはいかないのですが、
日頃からサーバ仮想化インフラの最適化を心掛けたいと思います。
そして DRS へ ・・・
以上です。最近ちょっと VM のサイジングについて思ったことでした。
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