2013年2月9日土曜日

OVM3資格試験について。

1/31に、OVM3 の資格試験(日本語版)がリリースされました。

Oracle VM 3.0 for x86 Essentials [ 1Z0-590 ]
http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=5001&get_params=p_exam_id:1Z0-590&p_org_id=70&lang=JA

この認定試験に合格すると、
Oracle VM 3.0 for x86 Certified Implementation Specialist
http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=458&p_org_id=70&lang=JA&get_params=p_track_id:VM3x86
になれます。

そこで、話のタネに受験してみました。
合格できたのでエラそうなことを言いますと
OVM2試験のときよりも、内容がイケている気がしました。

受験契約的に試験問題には触れられませんが、感想をいくつか・・・
  • 結構実践的な内容な気がしました。(ありえない系/重箱の隅系がない)
  • 難易度もちょうどよい気がしました。


勉強で参考にしたもの
上記の「VirtualBox Templates for Oracle VM 3.1」を使うと
VirtualBox環境で手軽にOVM3の世界を体験できます。
ただし、結構メモリが必要です。(合計8GBくらいないとキツイです。)
OVMM:1VM(メモリ3GBくらいほしい)
OVS:2VM (最低でもメモリ1.5GB x 2VM = 3GB)
NFSサーバ:1VM(上記とは別に自分で作る。OVMM自身をNFSにしてもよいかも)
※NFSサーバは上記のダウンロードには含まれていません。
リポジトリにしたいだけなのでiSCSIでもOKですが、NFSの方が簡単だと思います。
OracleVMで中核となるOracle VM Managerが 3.xから激変しているので、
実際に構築してみないとマニュアル読んでもイメージがわかないと思います。
操作的に、Hyper-VやvSphereとはちがう独自な世界観を感じます。

その他、試験自体とは関係ないところで
  • なぜか漢字が中国語(最近のOracle試験はどれも?)
  • 選択肢もどことなくV○ware社のハイパーバイザに挑戦的な気が…
  • CertViewへの合否反映はすぐされました。(30分もかからない)
OVM 3.xではDom0へのログイン禁止な空気があるので
まだOVM2メインで使用していましたが、
勉強してみるとOracleVM Manager(OVMM)メインで操作するというのもアリな気がしました。
OVMMだと「やってはいけない」系の操作が(Dom0でのコマンド操作よりも)
そもそもできないようになっているので、運用時は安全かもしれません。

OracleVM 3.2.1も出たみたいなので、
そろそろ OracleVM 3.x 系に本気で移行しようかと思いました。

以上、OVM3 資格試験の話でした。

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