2014年1月21日火曜日

Oracle VM Server をメンテナンスモードにすると・・・

Oracle VM Manager 管理下の Oracle VM Server を
メンテナンスモードにしてみました。

これから、ovs326-4 という OVS をメンテナンスモードにしてみます。
今の状態では、この OVS には VM が3台起動しています。



このサーバプールでは、DRS(Distributed Resource Scheduler) は OFF にしてあります。
ただし、ライブマイグレーションはできる状態にしてあります。



それでは、メンテナンスモードにします。



少し待つと、DRS 無効の状態でも
VM が別の OVS に自動ライブマイグレーションされていきます。



ライブマイグレーションは1台ずつ実行されていきます。



最後の1台もマイグレーションされていきます。



メンテナンスモードにするときも DRS が ON になっていないと
自動マイグレーションされないかと思っていましたが、そんなことありませんでした。


ちなみに、わざと ライブマイグレーションできない構成にした OVS を
メンテナンスモードにしようとしても、VM が停止されたりはしないようです。
VM は何事もなく Running 状態です。



「Maintenance Mode Cannot Evacuate Server」 というイベントがあがり、
OVS のアイコンは 警告なのかメンテナンスモードなのか微妙な状態になりました。



マニュアルでは、VM が停止しそうにも見えたので、念のため試してみましたが
さすがに VM は停止はされませんでした。

マニュアルは下記です。
試したのは Oracle VM Server 3.2.6 ですが・・・
Oracle VM ユーザーズ・ガイド リリース3.2.1
6.10.10 Oracle VM Serverのメンテナンス・モードへの設定
http://docs.oracle.com/cd/E40528_01/b71928/vmusg-servers-manage.html#vmusg-servers-mmode
Oracle VM Serverがメンテナンス・モードに設定されているときに、Oracle VM Serverで実行中の仮想マシンはすべて、サーバー・プール内の他のOracle VM Serverが使用可能な場合は自動的に移行され、そうでなければ停止します

以上、OVS のメンテナンスモード鑑賞でした。

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