2016年7月20日水曜日

Oracle OpenStack for Oracle Linux R 2.1 をためす。(2016年07月 版)

Oracle OpenStack for Oracle Linux R 2.1 の構築手順をまとめてみようと思います。
Compute Node では、Oracle VM Server を使用します。

今回の環境について。

今回のサーバ構成の概要は下記のようにする想定です。
  • 「とりあえず」的な構成なので、ネットワーク構成は、一部、マニュアル的にはサポートされない構成になっています。
  • それでも、サーバごとの役割をわかりやすくしたかったので、サーバ台数は多めにしています。




ちなみに、各サーバは VMware ESXi の VM として構築しています。
ネステッド ハイパーバイザをやりやすいため・・・




構築の流れ。

構築は、下記のようにすすめます。
  1. サーバ(VM) の用意。
  2. 基本設定
    1. Oracle Linux 7 のインストール。※省略
    2. Oracle Linux 7 の基本設定。
    3. Oracle Linux 7 への Docker インストール。
    4. Oracle Linux 7 への Docker Registry 構築。
    5. Oracle VM Server 3.4 のインストール ※省略
    6. Oracle VM Server 3.4 の基本設定。
    7. Oracle VM Server 3.4 への Docker インストール。
  3. Master / Target Node の構築
    1. Docker Registry へのイメージ インポート。
    2. Master Node の構築。
    3. Oracle Linux 7 でのTarget Node (Controller Node) むけ設定。
    4. Oracle VM Server 3.4 でのTarget Node (Compute Node) むけ設定。
  4. OpenStack サービスのデプロイ(kollacli)
    1. Master Node での サービス デプロイ設定。
    2. Master Node での サービス デプロイ実行。
  5. 動作確認
    1. クライアント ツール openstack-kolla-utils のインストール。
    2. クライアント ツール openstack-kolla-utils を使用してみる。

構築の流れは、下記のようなイメージです。



以上、Oracle OpenStack R2.1 の構築の流れについてでした。

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