全容については下記にて。
Oracle OpenStack R5 への道。入口
環境を構成する全サーバで共通の OS 設定をしておきます。
今回は、Oracle Linux 7.5 で準備していきます。
過去に Oracle OpenStack R2 をためした際の投稿では、
コマンドライン ベースで手順を残していました。
しかし最近は Ansible を利用していたりするので、
今回は設定後の状態について、様子を残してみます。
それでは、全サーバ共通で下記の設定をしておきます。
Oracle Linux 7.5 です。
[root@ol75-min-01 ~]# cat /etc/oracle-release
Oracle Linux Server release 7.5
ホスト名は、ショートネームで設定します。
[root@ol75-min-01 ~]# uname -n
ol75-min-01
YUM リポジトリファイルを、あたらしいものに置き換えます。
ファイルの配置パスは下記にしています。
/etc/yum.repos.d/public-yum-ol7.repo
YUM リポジトリの ol7_openstack50、ol7_UEKR5 チャネルが
含まれているようにします。
[root@ol75-min-01 ~]# LANG=C yum --enablerepo=ol7_UEKR5,ol7_openstack50 repolist
Loaded plugins: ulninfo
repo id repo name status
ol7_UEKR4/x86_64 Latest Unbreakable Enterprise Kerne 110
ol7_UEKR5/x86_64 Latest Unbreakable Enterprise Kerne 108
ol7_latest/x86_64 Oracle Linux 7Server Latest (x86_64 11684
ol7_openstack50 OpenStack 5.0 packages for Oracle L 137
repolist: 12039
カーネルは、UEK R5(4.14.35)を利用します。
[root@ol75-min-01 ~]# uname -r
4.14.35-1818.4.7.el7uek.x86_64
ESXi で稼働する VM なので、VMware Tools を導入します。
Oracle Linux 同梱の open-vm-tools を利用します。
[root@ol75-min-01 ~]# rpm -q open-vm-tools
open-vm-tools-10.1.10-3.0.1.el7.x86_64
利便性のため、ファイル展開や NFS マウントで利用するパッケージを導入します。
[root@ol75-min-01 ~]# rpm -q unzip bzip2 nfs-utils
unzip-6.0-19.el7.x86_64
bzip2-1.0.6-13.el7.x86_64
nfs-utils-1.3.0-0.61.0.1.el7.x86_64
vNIC を 1つ用意し、IPv4 アドレスを静的に設定します。
デフォルト ゲートウェイも、この NIC に設定します。
DNS サーバのアドレスと、Search Domain を設定します。
[root@ol75-min-01 ~]# cat /etc/resolv.conf
# Generated by NetworkManager
search go-lab.jp
nameserver 192.168.1.101
nameserver 192.168.1.102
SELinux は無効にしてしまいます。
[root@ol75-min-01 ~]# getenforce
Disabled
時刻同期は、chronyd です。
[root@ol75-min-01 ~]# systemctl is-active chronyd
active
IPv6 は、無効にします。
[root@ol75-min-01 ~]# sysctl --values net.ipv6.conf.all.disable_ipv6
1
つづく。
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