VMの仮想ディスクをのぞいてみます。
VM上のゲストOSからのディスクパーティション認識
まず、VM(ゲストOS)のディスク認識を確認しておきます。
ゲストOS上では、ディスク(仮想ディスク)を /dev/xvda の1つだけ認識しています。
[root@vm1 ~]# fdisk -l
Disk /dev/xvda: 2155 MB, 2155023360 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 262 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes
Device Boot Start End Blocks Id System
/dev/xvda1 * 1 12 96358+ 83 Linux
/dev/xvda2 13 261 2000092+ 83 Linux
/dev/xvda3 262 262 8032+ 82 Linux swap / Solaris
そのなかの2番目のパーティション(/dev/xvda2)を
/(rootマウントポイント)にマウントしています。
[root@vm1 ~]# df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
/dev/xvda1 92M 11M 76M 13% /boot
/dev/xvda2 1.9G 493M 1.4G 27% /
tmpfs 129M 0 129M 0% /dev/shm
ディスクイメージファイルを Dom0 でマウント
VMの仮想ディスクとなる、ディスクイメージファイル(System.img)をマウントします。
イメージファイルの中に複数のパーティションが作成されているため、
lomount コマンドで、パーティション番号を指定してマウントします。
(-partition 2)
System.img ファイルをマウントする前に、
VM1は停止(shutdown)しておきます。
[root@ovs11 ~]# ls /mnt/
[root@ovs11 ~]# ★マウント前は何も見えない。
[root@ovs11 ~]# cd /OVS/running_pool/EL52_vm1/
[root@ovs11 EL52_vm1]# lomount -t ext3 -diskimage System.img -partition 2 /mnt
[root@ovs11 EL52_vm1]# ls /mnt/
bin dev home lost+found mnt proc sbin srv tmp usr
boot etc lib media opt root selinux sys u01 var
★System.imgの中身が/mnt配下で見られるようになった。
最後に、マウントしたディスクイメージをアンマウントしておきます。
[root@ovs11 EL52_vm1]# umount /mnt
[root@ovs11 EL52_vm1]# ls /mnt/
[root@ovs11 EL52_vm1]# ★アンマウントしたので何も見えなくなった。
以上、
Dom0にDomUディスクをマウントしてみる話でした。
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