MACアドレスについての話です。
MACアドレスについて
NICには、ネットワークポートごとにMACアドレスが割り当てられています。
物理サーバの場合は、サーバをネットワーク接続するために
IPアドレスは必ず変更するはずですが、
MACアドレスはNIC固有の(NICに焼き付けられている)ものであるため
変更することはあまりないと思います。
MACアドレスは、
XX:XX:XX:YY:YY:YY
といった形式となっています。
このうち、前半の6文字(XX:XX:XX)の部分は
NICの製造ベンダーを表す OUI(Organizationally Unique Identifier)を表します。
どのベンダーのものかは、
MACアドレスを管理しているIEEEのWebサイトで検索できます。
IEEEのサイトはこちら
http://standards.ieee.org/develop/regauth/oui/public.html
OVSのMACアドレスについて
Oracle VM ServerのVMの仮想NICにもMACアドレスが割り当てられますが、
物理サーバとは違い、VMの設定ファイル(vm.cfg)に指定しておかないと
VMを起動するたびに自動再生成されます。
このとき、OVSのVMで自走生成されるMACアドレスは
00:16:3E:YY:YY:YY
といったアドレスになります。
この 00:16:3E:~ のアドレスをIEEEのサイトで確認すると、
「Xensource, Inc.」として登録されていました。
Oracle VM Serverが、Xen ハイパーバイザを使用しているため、
MACアドレスもXen由来のものになるようです。
OVSで仮想NICのMACアドレスを手動で設定することがありますが、
MACアドレスを手動で設定(vm.cfgに書いたり)する場合は
00:16:3E:~のアドレスから適宜番号を選んで払い出します。
以上、OVSのMACアドレスの話でした。
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