今回は、
仮想ハードドライブの共有設定をしなかった場合にどうなるか試してみました。
メディアマネージャで仮想ハードドライブの共有を有効にしなかった場合
→そもそも、下記のエラーがでてVirtualBoxでVMが起動できませんでした。
仮想マシン"ovs002"のセッションを開けませんでした。
No error info.
終了コード : VBOX_E_INVALID_OBJECT_STATE (0x80BB0007)
コンポーネント: ProgressProxy
インターフェース: IProgress {c20238e4-3221-4d3f-8891-81ce92d9f913}
メディアマネージャで「共有可能」の設定をする場合は、
仮想ハードドライブが1台以下のVMからしか接続されていない状態にします。
2台以上が接続した状態で設定を変更しようとすると、下記のようなエラーが出ます。
メディアタイプを通常 から 共有可能 にする際にエラーが発生しました。
Cannot change the type of medium 'C:\Users\go\VirtualBox VMs\OVS-on-vBox\ovs001\disk2-newovs.vdi' because it is attached to 2 virtual machines.
終了コード : VBOX_E_INVALID_OBJECT_STATE (0x80BB0007)
コンポーネント: Medium
インターフェース: IMedium {29989373-b111-4654-8493-2e1176cba890}
仮想ハードドライブを「固定サイズ」で作成しなかった場合
→そもそも、下記のエラーがでて
VirtualBoxのメディアマネージャで「共有可能」が設定できませんでした。
メディアタイプを通常 から 共有可能 にする際にエラーが発生しました。
Cannot change type for medium 'C:\Users\go\VirtualBox VMs\OVS-on-vBox\ovs002\test-disk1.vdi' to 'Shareable' since it is a dynamic medium storage unit.
終了コード : VBOX_E_INVALID_OBJECT_STATE (0x80BB0007)
コンポーネント: Medium
インターフェース: IMedium {29989373-b111-4654-8493-2e1176cba890}
この場合は、
- 「可変サイズ」で作成してしまったディスクを「固定サイズ」でコピーする
- 対象の仮想ハードドライブを右クリック→コピーを選択して、
「固定サイズ」のものをもう一つ作成する。 - (コピーした仮想ハードドライブはメディアマネージャに登録されないので)
VMにコピーした仮想ハードドライブを割り当てて、メディアマネージャに登録する。 - 新規で、固定サイズの仮想ハードドライブを作成してVMに割り当てる。
以上、VirtualBox でのディスク共有の失敗例でした。
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