VirtualBox上にインストールした Oracle VM Server 2台に、
共有ディスクを割り当ててみました。
一部、画面をはしょって、空気だけお伝えします。
ポイントは、
- 仮想ディスク(仮想ハードドライブ)のファイルは容量固定で作成する。
- 仮想ハードドライブは、メディアマネージャで共有設定をする。
手順1. 1台目のVMへのディスク割り当て(新規作成)
まず、1台目のVMでは、仮想ディスクを新規作成します。
仮想ディスクは、VirutalBoxでは仮想ハードドライブと呼びます。
最初に、VMに仮想的なストレージコントローラを追加します。
そのうえで、コントローラに仮想ハードドライブを追加します。
仮想ディスクのファイル形式は、「VDI」を選択しました。
他にも、VMwareで一般的なVMDK形式や、MicrosoftのVHD形式、
KVMでよく使われるQCOWなど、いろいろ選べます。
新規の仮想ディスク(仮想ハードドライブ)を「固定サイズ」 で作成します。
ファイル名には、自動的に拡張子が付けられます。
VDI形式なら、「.vdi」がファイル名の末尾に追加されます。
ディスク容量は、VMのディスクイメージを載せられる程度必要です。
(今回は4GBだけです)
1台目のVMは、このような設定になります。
手順2. VirtualBoxメディアマネージャでのディスク共有設定
ここまでで作成した仮想ハードドライブを、共有可能に設定します。
これはVM毎の設定画面ではなく、メディアマネージャにて実施します。
[ファイル] → [仮想メディアマネージャー] を開きます。
作成した仮想ハードドライブを右クリックして「変更」します。
メディア属性を変更する画面で、「共有可能」にします。
手順3. 2台目のVMへのディスク割り当て(既存ディスクの割り当て)
1台目のVMと同様に、2台目のVMに
仮想ストレージアダプタと、共有設定した仮想ハードドライブを割り当てます。
新規作成はせずに、「既存のディスクを選択」します。
ここまでで作成した仮想ハードドライブのファイルを選択します。
仮想ハードドライブのファイル(.vdi ファイル)は、
1台目のVM が格納されるフォルダに作成されています。
この方法で割り当てることで、
複数のVMで、仮想ハードドライブを共有ディスクにすることができます。
以上、VirualBoxで共有ディスクを割り当ててみる話でした。
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