2013年3月27日水曜日

Oracle VM 3 のクローン・カスタマイザを使用したVMテンプレートクローン実行。

今回は、Oracle VM 3 のクローン・カスタマイザを使用して
VMテンプレートをクローニングしてみます。
(こちらもどうぞ)

VMテンプレートのクローンを実行

記憶域リポジトリで 「VM Templates」 を開き、
クローンしたいテンプレートを選択して、「Clone or Move Template」ボタンをクリックします。



「Create a clone of this Template」 を選択して、Next。




下記の画面では、まず 「Clone to a:」で 「Template」 を選択します。

新しく作成する VMテンプレート名(下記では 「oel59-64bit-base02」)と、
Target Server Pool (クローン先のサーバプール。下記では 「pool_cluster1」)を指定します。

クローン・カスタマイザを使用するには、ここで「Advanced Clone」にチェックを入れます。
「Clone Customizer:」 欄で、あらかじめ作成したクローン・カスタマイザを指定します。
一番下にある「Target Repository:」で指定するリポジトリ(下記では 「repo_nfs_237_L」)には
仮想マシン設定ファイル(vm.cfg)が作成されるだけで、
仮想ディスク(OSイメージを含む)のクローン先リポジトリは、
クローン・カスタマイザ(下記では 「clone-vlan00404-repo237L」)を選択することで指定します。

※「Create」をクリックして、この場でカスタマイザを作成することもできそうですが、
なぜかリポジトリ指定ができなかったので、
カスタマイザはあらかじめ作成しておいた方がよさそうです。



そしてクローン処理が始まるので、完了するをの待ちます。



処理が終了すると、指定した記憶域リポジトリに、
VMテンプレート と 仮想ディスク の両方が作成されます。

下の例では、記憶域リポジトリ「repo_nfs_237_L」に、
VMテンプレート「oel59-64bit-base02」 と仮想ディスク「oel59-base01-disk1 (2)」 両方が
作成されたことが確認できます。

ちなみに、仮想ディスクは、自動的に 「元の名前 (n)」 といった名前になりますが、
作成された後に変更することが可能です。




以上、クローン・カスタマイザを使用したVMテンプレートのクローニングでした。

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