今回は、単純に
テンプレートから複数のVMをクローン作成してみます。
Oracle VM では、VMをクローニングするときに「いくつ複製するか」 を指定することができます。
その場合、複製されるVMの名前の末尾には、自動的に数字が付与されます。
テンプレートからのクローン作成
リポジトリの「VM Templates」でテンプレートを選択して
「Clone or Move Template」 ボタンをクリックします。
「Create a clone of this Template」 を選択します。
「Clone Count」 で いくつVMをクローニングするか指定します。
今回は、一度に 3つのクローンを作成してみます。
「Clone Name」を指定します。
ここで指定したVM名(今回は 「ovmgst」)をもとに、「VM名.数値」というVMが作成されます。
VMの作成先には、Oracle VM Server ではなく、サーバプールを指定します。
クローニングが開始されると、
ジョブサマリー(画面の下の方)に進捗が表示されます。
VMは指定通り3つ、「ovmgst.0」、「ovmgst.1」、「ovmgst.2」として作成されました。
数値は1ではなく、0から付与されます。
この名前は、ゲストOSのホスト名とは別に設定されている、
Oracle VM Managerの表示名です。
変更したい場合は、クローン後に「Servers and VMs」から編集できます。
複製されたVMの仮想ディスクには、
もとにしたVMテンプレートの仮想ディスク名に「(2)」などの数値が自動付加されます。
例では、テンプレートの持っていた仮想ディスクが「oel59-base02-disk1」という名前だったので
「oel59-base02-disk1(2)」~「oel59-base02-disk1(4)」という名前で複製されています。
仮想ディスク名前を変更したい場合は、「Virtual Disks」(下の画面)で
クローン後に一つずつ、変更します。
以上、VMの複数クローン作成でした。
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