2015年10月31日土曜日

Oracle OpenStack を VirtualBox に構築。その6

Oracle OpenStack R1 + Oracle VM Server の環境で
Nova インスタンスが起動できる環境が整ったか確認してみます。
簡易的な動作確認が目的なので、CirrOS という 軽量 Linux を使用してみます。

前回の話はこちら・・・

2015年10月30日金曜日

Oracle OpenStack を VirtualBox に構築。その5

Oracle OpenStack R1 の、packstack 実行後のセットアップをしていきます。

今回は、Nova インスタンスと Glance イメージで使用するディスクを追加します。
ただし、今回のディスク構成は、私の VirtualBox での OpenStack 特有のものです。
後から共有ディスクを追加したくなって設定しました・・・

これまでの話はこちら。
Oracle OpenStack を VirtualBox に構築。その1
Oracle OpenStack を VirtualBox に構築。その2
Oracle OpenStack を VirtualBox に構築。その3
Oracle OpenStack を VirtualBox に構築。その4

あらかじめ Control Node の VM に追加しておいた仮想ディスクを利用可能にします。
あつかうディスクは、2つです。
  • 仮想ディスク #2  20 GB → Glance イメージ配置用。
  • 仮想ディスク #3  30 GB →  Nova インスタンス配置用。

2015年10月29日木曜日

Oracle OpenStack を VirtualBox に構築。その4

またまたまた引き続き、
Oracle OpenStack for Oracle Linux R1 + Oracle VM Server(OVMS)の環境を、
VirtualBox に作っていきます。

これまでの話はこちら。
Oracle OpenStack を VirtualBox に構築。その1
Oracle OpenStack を VirtualBox に構築。その2
Oracle OpenStack を VirtualBox に構築。その3

今回は OpenStack を構築する、「packstack」 を実行します。

2015年10月27日火曜日

Oracle OpenStack を VirtualBox に構築。その3

またまた引き続き、
Oracle OpenStack for Oracle Linux R1 + Oracle VM Server(OVMS)の環境を、
VirtualBox に作っていきます。

これまでの話はこちら。
Oracle OpenStack を VirtualBox に構築。その1
Oracle OpenStack を VirtualBox に構築。その2

今回は OpenStack 構築まえの、Control Node / Compute Node
それぞれの準備(RPM インストールや OS 設定)をします。

2015年10月26日月曜日

Oracle OpenStack を VirtualBox に構築。その2

引き続き、Oracle OpenStack for Oracle Linux R1 + Oracle VM Server(OVMS)の環境を、
VirtualBox に作ってみようと思います。

前回は、環境概要についての説明でした。
Oracle OpenStack を VirtualBox に構築。その1

今回は、OpenStack 環境を構築するための VM 作成についてです。

VM は3つ作成します。



2015年10月25日日曜日

Oracle OpenStack を VirtualBox に構築。その1

Oracle OpenStack for Oracle Linux + Oracle VM Server(OVMS)の環境を、
VirtualBox に作ってみようと思います。

(参考)
Oracle OpenStack for Oracle Linux Release 1.0
Installation and User’s Guide
http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/openstack/linux/documentation/oracle-openstack-user-guide-2296176.pdf

今回は、環境説明です。

ソフトウェア構成。

ハイパーバイザは、OVMS です。
  • Oracle VM VirtualBox 5.0.4
  • Oracle Linux 6.7 64bit
  • Oracle VM Server for x86 3.3.3
  • Oracle OpenStack for Oracle Linux Release 1 (Icehouse)

2015年10月21日水曜日

Oracle OpenStack for Oracle Linux R2 と、Oracle Linux 6 / 7 の OpenStack イメージが公開されました。

Oracle OpenStack for Oracle Linux R2 が公開されました。
OpenStack コントローラの機能が、Docker コンテナイメージとして提供されるようです。

Oracle OpenStack Blog
ANNOUNCING: Oracle OpenStack for Oracle Linux Release 2
https://blogs.oracle.com/openstack/entry/annnouncing_oracle_openstack_for_oracle

そして、Oracle Software Delivery Cloud では
Oracle OpenStack for Oracle Linux R2 と、OpenStack 用の Oracle Linux イメージが
ダウンロード可能になっていました。

Oracle Software Delivery Cloud
https://edelivery.oracle.com/osdc/faces/Home.jspx



そこで、Oracle Linux 6.x の OpneStack 用イメージを起動してみました。
※ただし今回の Oracle OpenStack ~ は、まだ R1 です。

2015年10月20日火曜日

Linux 版 Oracle Database 同梱の SQL Developer を X で起動してみる。

Oracle Database に接続するとき、
同梱のクライアントとして sqlplus を使うことが多いと思います。
GUI のクライアントとしては、Oracle SQL Developer がありますが、
これも Oracle Database に同梱されています。
Linux 版の Oracle Database にも同梱されています。
※SQL Developer は単体でもダウンロードできます。

今回は、Oracle Linux 6.7 に、
Oracle Database 12c  (12.1.0.2) をインストール済みです。
さりげなく ORACLE_HOME 配下に sqldeveloper  ディレクトリがあります。
[oracle@db01 ~]$ cat /etc/oracle-release
Oracle Linux Server release 6.7
[oracle@db01 ~]$ echo $ORACLE_HOME
/u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_1
[oracle@db01 ~]$ ls $ORACLE_HOME/
OPatch      cfgtoollogs  demo           javavm  network      oui       rest          suptools
QOpatch     clone        diagnostics    jdbc    nls          owm       root.sh       sysman
R           crs          dmu            jdk     oc4j         perl      scheduler     ucp
addnode     css          dv             jlib    odbc         plsql     slax          usm
apex        ctx          has            ldap    olap         plugins   sqldeveloper  utl
assistants  cv           hs             lib     opmn         precomp   sqlj          wwg
bin         dbs          install        log     oraInst.loc  racg      sqlpatch      xdk
ccr         dc_ocm       instantclient  md      oracore      rdbms     sqlplus
cdata       deinstall    inventory      mgw     ord          relnotes  srvm

すでに xming (X Window サーバ)をインストール~起動している Windows PC (192.168.56.1)で、
SQL Developper を起動してみます。
[oracle@db01 ~]$ cd $ORACLE_HOME/sqldeveloper/sqldeveloper/bin/
[oracle@db01 bin]$ export DISPLAY=192.168.56.1:0
[oracle@db01 bin]$ ./sqldeveloper &

2015年10月19日月曜日

Oracle Linux 6.x の xev で X Window の画面表示確認。

Oracle まわりの製品を使用していると、
Oracle Universal Installer や dbca / netca / asmca のようなツールで
X Window を使用することがあると思います。

たとえば、X Window サーバとして xming や Cygwin などを使用することが多いと思いますが、
これが本当に使えるように準備できているか、
目的のツールを実行する前に確認しておきたいことがあると思います。
私は、以前は xclock や xeyes を使用していたのですが
最近の Oracle Linux だとこういったおまけツールがインストールされていないことがあります。

しかし、xev であればインストールされていることが多いです。

今回は、Oracle Linux 6.7 で確認しています。
これです。
[oracle@db04 ~]$ cat /etc/oracle-release
Oracle Linux Server release 6.7
[oracle@db04 ~]$ which xev
/usr/bin/xev

2015年10月18日日曜日

Oracle Database 12c を単純にサイレントインストール。

Oracle Database 12c のサイレントインストールをしてみたので、記録を残してみようと思います。
今回は下記のような流れです。
  1. 環境準備。Oracle Linux インストール ~ RPM 導入。
  2. Oracle Database のソフトウェアをサイレントインストール。
  3. DB を DBCA のサイレントモードで作成。
  4. 起動確認。
DB も create database ではなく
あえてサイレントモードの DBCA で作成してみました。

2015年10月17日土曜日

JPOUG> SET EVENTS 20151017 に行ってきました。

JPOUG のイベントに行ってきました。

JPOUG> SET EVENTS 20151017
http://www.jpoug.org/2015/09/01/setevents20151017

以下、参加したセッションと、いくつか感想を・・・

2015年10月16日金曜日

Oracle VM Manager で作成した Disk Image を OpenStack へ。(その2)


今回も、ためしに Oracle VM Manager (OVMM)で作成した HVM の仮想ディスクを
OpenStack 管理の Oracle VM Sever (OVMS)で起動してみます。
今回は OpenStack 側です。

前回はこちら。
Oracle VM Manager で作成した Disk Image を OpenStack へ。(その1)

OpenStack は、Oracle OpenStack for Oracle Linux です。
そしてハイパーバイザは Oracle VM Server (OVMS) 3.3.3 です。

2015年10月15日木曜日

Oracle VM Manager で作成した Disk Image を OpenStack へ。(その1)

今回は、ためしに Oracle VM Manager (OVMM)で作成した HVM の VM を
OpenStack 管理の Oracle VM Sever (OVMS)で起動してみようと思います。

※今回も、OVMM 3.3.3 です。

2015年10月12日月曜日

Oracle VM Manager 3.3.3 での VM クローンの様子。

Oracle VM Manager (OVMM) の VM クローンの様子をポストしてみようと思います。
今回は、クローン カスタマイザ を使用しない、シンプルなクローンです。

※今回も、OVMM 3.3.3 です。

まず 「Servers and VMs」 タブの画面で VM を選択して、
「Clone or Move Virtual Machine...」 ボタンをクリックします。

画面幅の都合でボタンが表示されていない場合は 「>>」 をクリックします。



2015年10月10日土曜日

Oracle VM Manager 3.3.3 でのゲスト OS インストール。(HVM 編)

Oracle VM Manager (OVMM) で Oracle VM Server に Linux OS をインストールする方法は、
VM の種類によって異なります。

HVM の場合は、ISO イメージからインストールします。
PVM の場合は、Web サーバなどにインストール用のファイルを配置して、
そこからネットワーク経由でインストールします。

今回は、HVM でのゲスト OS インストールの様子についてです。

まず VM には、OS をインストールする仮想ディスクのほかに、
ISO イメージを接続しておきます。



2015年10月8日木曜日

Oracle VM Server 3.x の Oracle Linux 6.x に xm console する方法。(HVM 編)

Oracle VM Server (OVMS) 3.x で、Oracle Linux 6.x に xm コマンドでコンソール接続してみます。

HVM(完全仮想化) の VM にコンソール接続と
PVM(準仮想化)の VM にコンソール接続は、設定方法が異なります。
今回は、HVM の方です。

ちなみに、HVM でゲスト OS をインストールした直後は、
xm console コマンドで接続しようとしても、接続できずに止まってしまいます。
[root@ovms33v01 ~]# cat /etc/ovs-release
Oracle VM server release 3.3.3
[root@ovms33v01 ~]# xm li
Name                                        ID   Mem VCPUs      State   Time(s)
0004fb0000060000a40f2d3199b68a4f             2  1030     1     ------    118.7
Domain-0                                     0   814     1     r-----  67125.8
[root@ovms33v01 ~]# xm cons 2 ★ここで止まる。

2015年10月7日水曜日

Oracle VM Manager 3.3.3 での VM 作成の様子。

Oracle VM Manager (OVMM) 3.3.3 での、VM 作成の様子をポストしてみます。

※今回も OVMM 3.3.3 です。

OVMM の 「Servers and VMs」 タブで、
「Create Virtual Machine...」 ボタンをクリックします。



2015年10月6日火曜日

Oracle VM Manager 3.3.3 の VM コンソール。

Oracle VM Manager (OVMM)には、VM にコンソール接続する機能があります。

以前、こんなポストをしました。

OVMM 3.3.3 では、VM コンソール機能の RPM が インストールメディアに同梱されています。
Oracle Linux 5.x / 6.x それぞれの RPM ファイルがあります。
[root@ovmm33v01 ~]# mount /dev/cdrom /media/
mount: ブロックデバイス /dev/sr0 は書き込み禁止です、読込み専用でマウントします
[root@ovmm33v01 ~]# ls /media/ovmcore-console-*
/media/ovmcore-console-1.0-42.el5.noarch.rpm
/media/ovmcore-console-1.0-42.el6.noarch.rpm

2015年10月5日月曜日

Oracle VM Manager 3.3.3 への ISO インポート。

Oracle VM Manager (OVMM) での、ISO ファイルのインポートは、
Web サーバ経由になります。
OVMM で ISO の URL を指定すると、リポジトリを接続している Oracle VM Server (OVMS) が
Web サーバから 直接、ISO ファイルをダウンロードします。

※今回 ISO を配置する Web サーバは、事前に構築して ISO を配置してあります。

2015年10月4日日曜日

Oracle VM Manager 3.3.3 への VM Network 作成。

Oracle VM Server (OVMS) は、インストール後に Oracle VM Manager (OVMM) に
登録しただけでは、VM の 仮想 NIC を接続するためのネットワークが作成されていません。
今回は、OVMM で OVMS の VM 用ネットワークを作成します。

※今回も、OVMM 3.3.3 / OVMS 3.3.3 です。

2015年10月3日土曜日

Oracle VM Manager 3.3.3 での Storage Repository 作成。

Oracle VM Manager (OVMM) に、Storage Repository を作成します。
今回は、事前に登録済みの NFS サーバをリポジトリにします。
リポジトリは、OVMM ではなく Oracle VM Server (OVMS) にマウントされます。

※今回も、OVMM 3.3.3 です。

2015年10月2日金曜日

Oracle VM Server 3.3.3 の NIC Bonding 設定。

Oracle VM Server (OVMS) は、インストール時に NIC の Binding が自動構成され、
1つの NIC(eth0)だけ含まれた bond0 インターフェースが作成されます。
そして、Oracle VM Manager (OVMM)で、Bonding 設定を変更することができます。
今回は、bond0 に、2つ目の NIC(eth1) を追加してみます。

※今回も OVMS 3.3.3 / OVMM 3.3.3 です。

Oracle VM Manager 3.3.3 での Server Pool 作成。

Oracle VM Manger (OVMM) で Oracle VM Server (OVMS) を管理するための
Server Pool を作成します。

Server Pool を作成するときは、あらかじめ OVMM に登録しているストレージから
管理情報を格納するファイルシステムを選択します。

※今回も、OVMM 3.3.3 です。