「仮想マシン名」が必要になります。
これについて思うところ(失敗談)です。
まず、
ありがちな命名方法として、下記2点があると思います。
- パターンA: わかりやすくするために、ゲストOSのホスト名を使う。
- パターンB: 管理しやすいように、識別子の組み合わせを使う。
これは、ただの表示名なので、
特にゲストOSのホスト名と合わせる必要はありません。
私の自宅環境では パターンB としています。
命名規則は、こんな感じです。
仮想マシン名: <IP4オクテット目>_<OSの種類>_<備考>
実際の名前はこんな感じです。
131_OEL52_DB11g_GG1
↓
この場合、IPは、192.168.0.131
OSはOracle Enterprise Linux 5.2
GoldenGateで使っていそう ということが本人的にはわかります。
当初の期待
IPアドレスをわかりやすくしたかった。
ゲストOSには、ほとんどSSHで接続するので、
ゲスト名を見ただけで接続情報がわかるようにしたいと思っていました。
VMが複数NICを持つときは、4オクテット目の数字をそろえていて、
たとえば、192.168.0.131 のサーバがあるとしたら、下記のような感じで
他のNWでもセグメントをそろえています。
SSHアクセス用: 192.168.0. 131
他の仮想マシンとの接続用:192.168.10.131
NFSマウント用: 192.168.50.131
IPアドレス全体を仮想マシン名に含めると長くなってしまうので
4オクテット目だけにしていました。
やってみた結果
(失敗したと思っている点:その1)
最初の「IP4オクテット目」は3ケタ固定にすればよかった。
たとえば、現状だと下記のように
192.168.0.12 →「12_~」
192.168.0.5 →「5_~」
192.168.0.123→「123_~」
VMを一覧表示したとき(xm listなど)に、桁がそろわないのは気持ち悪いです。
(失敗したと思っている点:その2)
VIPに対応していない。
RACのようにVIPを持つVMが増えると、思った以上にわかりにくかったです。
もうExcelなしでは空きIPがわかりません。
(失敗したと思っている点:その3)
そもそも、IPアドレスが足りない。
自宅環境だと、VMを 250個ちかく作ることはないと思っていたので
外から接続できるサブネットを/24で1サブネット分しか作っていませんでした。
しかしVMが簡単に作れるため、/24セグメント(.1~.254)だとIPが不足しています。
思ったこと
仮想マシン名にIPを含めてもあまりおいしくなかった。
どのみちVIPが別管理になるので
仮想マシン名にいろいろ含めず、最初からExcelなどでちゃんと管理したほうが良い。
以上、仮想マシン名について思ったことでした。
しばらく使っているうちに、素晴らしい仮想マシン名を思いつくのではないかと期待しています。
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