2012年12月29日土曜日

OVS on VirtualBox してみました(CPU仮想化支援機能なしでは無理)

Oracle VM Server on VirtualBoxをやってみました。
実際に構築してみると、

VirtualBoxをインストールするホストOSのPCは、
CPUの仮想化支援機能が必須でした。


仮想化支援機能が使用できなくてもOVSのインストールは正常終了しますが、
Xenを有効にした状態としてOVSを起動できませんでした。


駄目だった様子

まず、インストール直後にVMを起動すると
ホストOSが64bitなのでOVSデフォルトだと64bitカーネルで起動します。
 



デフォルトは、3行目の64bitカーネルです。



そこでGRUBで32bitカーネルを選択して起動したところ、
今度は起動途中でブラックアウトしてしまいました。

 
タイミングとしては「(Xen) Scrubbing Free RAM ...」というメッセージの直後だったので
GRUBの起動オプションに no-bootscrub をつけても改善しませんでした。



この画面の直後にブラックアウトします。



ためしに OVS 2.2.2、2.2.1、2.2.0 をインストールしてみましたが、
いずれのバージョンもも同様の現象でダメでした。

結局のところ、
Intel-VT が使用できる他のPCで試したら、OVSは問題なく起動できました。
ちなみに、使用しているCPUは Intel Core i3-2367M 1.40GHz です。


※ただしOVSではHVMサポートされていない状態でした。
Hypervisor running in 64 bit mode with NO Hardware Virtualization support.



以上、
OVS on VirtualBox ではCPU仮想化支援機能が必須 という話でした。

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